駒ヶ根名物「ソースかつ丼」

駒ヶ根名物

是非、ソースかつ丼えお食べに来てください。
駒ヶ根には独特な「かつ丼」が存在する。
その名も「ソースかつ丼」。
丼のご飯の上に千切りにしたキャベツを広げ、
その上に揚げたてのトンカツをサクサク切って乗せる。
その上から、その店秘伝のソースをたっぷりかけて、
ジュウジュウという音とともに食べる。
これが「ソースかつ丼」である。
一般のカツ丼のように卵とじにはなっていない。
まさに、分厚い豚ロース肉の味がもろに味わえる逸品である。
ちまたの噂では、その歴史は昭和３年にまでさかのぼる。
この地から東京に出かけた、とある料理店の主人が、
たまたま立ち寄った浅草の洋食屋で食したカツレット。
その味を忘れることができず、帰宅するとこれを丼に仕上げてしまったという。
以来、この地の人たちが支持し、愛しつづけてきた独特の味。
この地で「かつ丼」といえば、この「ソースかつ丼」のことになってしまったのである。
現在では駒ヶ根市内の数々の食堂で賞味できる。
その味は秘伝のソースのタレによって微妙に異なる。
だが、何れにおいても、一度食べると忘れられない味である。
お読みいただきまして、ありがとうございました。

◆駒ヶ根ソースかつ丼会：駒ヶ根商工会議所内：TEL ０２６５－８２－４１６８