◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
February/1998

February・2月

◆雪のPINE HILL◆ 毎日寒い日が続きます。
マイナス10度以下になることもめずらしくありません。 冬型の気圧配置が強まれば強まるほど、快晴の日が続きます。 凍てついた雪原を雪渡りができます。

(1998/2/1)




◆快晴◆ オリンピックの聖火が伊那谷を通過しました。
1月29日は中川村、飯島町、駒ヶ根市、30日は宮田村、長谷村、高遠町、 31日は伊那市、南箕輪村、箕輪町へと引き継がれました。 大樹と大知は29日、駒ヶ根市役所前にて駒ヶ根太鼓子供連として、 太鼓の演奏で迎えました。
寒い日が続きます。翌日から風邪気味で二人とも学校を休みました。



(1998/2/1)


◆雪景色◆ 雪はすべてを包み込み、大胆に地上の景色を変えていきます。 雪の下では生き物たちがじっとして春を待っています。 雪はドームのようにして生き物たちを守っています。 雪は表面から融けると同時に地上からも融けていきます。 快晴の日の雪の下は、どれほどの明るさなのでしょうか。 自然の営みの不思議さに心を奪われます。 繰り返し行われる日常のささやかな出来事の中に、 心を動かすことがいっぱいあります。

(1998/2/9)



◆雪のPINE HILL全景◆

すばらしい冬晴れの日です。
今朝はたくさんの渡り鳥が群れになって飛ぶ姿を見ました。
日の出も幾分早くなってきたように感じます。
一日、一日、自然は着実な歩みを進めています。
大雪、オリンピック、銀行と官僚の癒着、腐敗、自殺、 校内暴力、中学生の殺人。
好むと好まざるとに関わらず、どんな人にも平等に時は流れていきます。
悪貨は良貨を駆逐するのでしょうか。
安易に流れれば、きりの無い世の中になってきました。
山は今日も悠然として聳えています。

(1998/2/9)




◆雪の日の南アルプス◆



2月7日、長野冬季オリンピックが始まりました。
大樹と大知は8日、長野県太鼓連盟の企画による、
「和太鼓2000人揃い打ち」に参加のため長野に行きました。
昨日の駒ヶ根は雪降り、しかし到着した長野は快晴だったそうです。
しかし午後2時、打ち始める頃は霙。
2000人の和太鼓で寒さをふっとばし、思い出の足跡を長野に残してきました。
帰路は伊那谷に入ってからの大雪のため、中央道が大渋滞。
長野を午後4時に出て、我が家に帰ってきたのは今朝の1時半のことでした。
そして、今日は快晴の月曜日。
南アルプスは真っ白です。

(1998/2/9)




◆ふきのとう◆ エルニーニョ現象のためか、暖冬とはいえ寒暖の激しい冬です。 しかも春先の雪の多いこと。
ふきのとうも暖かだったり、寒かったりで、びっくりしています。 それにしても、植物の強さには驚かされます。
雪の中でも花を咲かせようとする生命力。 植物は生まれた場所からは離れられない運命なのに、 生まれ育った場所で、精一杯生きようとしています。
贅沢を言っているのは、現代人だけなのかも知れません。

(1998/2/9)



◆ねこやなぎ◆ ネコヤナギ、ここにも寒さに負けない逞しい生命力があります。
あたりが雪野原でも、日照時間が長くなるに連れて、 本格的な春を待てずに、 茶色の皮を破って白い綿毛を寒風にさらけ出します。
ほうづりしたくなるような、柔かな綿毛。
春の光の中で、無数に精一杯花を咲かせようとするその姿は、 健気で、とっても美しく感じます。

(1998/2/28)



◆雪融けの小川◆ 一時は埋もれてしまいそうな雪だったのに、 よくしたもので、時期が来れば融けていきます。
真っ白な大地が茶色の世界に変わり、 やがて緑色の世界に変わっていきます。
毎年のこととはいえ、大自然の変わり様に驚かされます。
四季のある国に生まれて良かったなと感じます。
「冬来たりなば、春遠からじ」、一つ一つの季節の節目を越えて、 人生の年輪が作られていきます。

(1998/2/28)



◆長野パラリンピック聖火出発式◆ 1998年の2月最後の日、 駒ヶ根市役所で長野パラリンピックの開催による聖火の出発式が開かれました。
快晴の空の下、駒ヶ根太鼓子供連は太鼓を打つことによって式を盛り上げました。 我が家の家族全員は、妙さんの実家の両親といっしょに参加しました。 子供たちの太鼓が上手に打てるようになったことに感心させられました。 また、障害者の精一杯の姿に感動しました。 今日で、2月も終わりです。

(1998/2/28)




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